リサイクルデザインタウン映像フェスティバル 東日本大震災チャリティー上映会・講演会 of 武松事業デザイン工房 of 武松事業デザイン工房

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リサイクルデザインタウン映像フェスティバル
東日本大震災チャリティー上映会・講演会

□ 東日本大震災チャリティー上映会・講演会の開催にあたり


2011年3月11日、大震災によって多くのかけがえのないものが失われました。平穏な日々が一瞬にして断絶され、自然の猛威の前に呆然と立ち尽くした一日でした。私たちは、これまで何度も甚大な自然災害に見舞われてきました。そのたびに、互いに助け合い、気丈に豊かな地域を再生してきましたが、現実には家族や友人を失った痛ましい思いを抱えながらの復興は始まったばかりです。復興に向けて暮らす被災者のみなさんに、現地ボランティアとしての直接的な支援も重要なこと。一方、日本のどこかで苦難を少しでも分かち合いながら、復興していくこれからのプロセスにおいてなにかしらのお役にたてるよう備えておくことも大切な支援の方策です。



□ 開催概要 【未来への ひとつの道しるべと なりますように】


この震災をうけて、さまざまな視点から環境への関心が高まっています。私たちは、現実をどう知り、環境問題に向き合っていけばよいのでしょうか。その向き合う機会として、このたびチャリティー企画として世界で起きているさまざまな”水戦争”をテーマとするドキュメンタリー映画「ブルー・ゴールド 狙われた水の真実」と自然界の報道写真家 宮崎学さんをお迎えして現代社会の問題点や環境問題について、スライド上映を交えて一緒に考えていく講演会をお届します。



□ つながっている環境問題


環境問題の特徴に温暖化や森林破壊、食糧危機など、こうした問題は全部繋がっているということがあげられます。たとえば、[人口増加] ⇒ [食糧大量生産] ⇒ [地下水の枯渇] ⇒ [土壌劣化] ⇒ [森林破壊] ⇒ [災害増加] というような連鎖をたどります。

一見、個別的と思われる問題でも実は全部が繋がっていて、生態系の破壊を経てかならず人類に悪い影響を及ぼします。でも、それはどこかひとつでも良くなれば、連鎖して良くなるという事です。地球は「水の惑星」と言われますが、この地球上の「水」の約97%は海水で、人類など陸上の生物が生きていくために塩分の薄い淡水はわずか2.6%にしか過ぎません。上映会では、ごくわずかしか利用することができない天の恵みである「水(資源)」の観点から環境問題を考えてみましょう。「つながっている」を意識することで、問題の見方や捉え方が変わり、新しい解決策を見いだせることを願って。



□ 終了報告


こちらより上映・講演終了のご挨拶および皆様からのアンケート(一部)を掲載しましたPDFファイルがダウンロードできます。


リサイクルデザインタウン映像フェスティバル実行委員会
2011年9月19日 更新

リサイクルデザインタウン映像フェスティバル 東日本大震災チャリティー上映会・講演会

開催日2011年9月4日(日) ※ 終了しました
開催内容前半 映画上映会 上映作品「ブルー・ゴールド 狙われた水の真実」
後半 講演会 自然界の報道写真家 宮崎 学(みやざき がく)
タイムスケジュール13:00 開場
13:30 - 15:00  上映会
15:00 - 15:15  休憩
15:15 - 15:20  講師紹介
15:20 - 16:20  講演会(講演会 45分 質問等 15分)
申込方法 入場料は無料
ただし、事前申込制で先着120名まで
申込期間 2011年6月10日から
申込方法 メール、ファックス、電話にて、お名前、住所、
日中に連絡のとれる電話番号をお知らせください
問合せ先主催  リサイクルデザインタウン映像フェスティバル実行委員会
事務局 武松事業デザイン工房株式会社
TEL 045-211-4230 / FAX 045-211-4231
メール office@takematsu-design.com
寄付金のお願い 上映会当日、東日本大震災の復興支援として、おひとり500円の募金を
お願いいたします。復興支援としていただいた寄付金の寄託先を以下の通りとさせて頂き、寄付金額などは、後日、当ウェブサイトにて報告させて頂きます。

◇ 福島の子どもを守ろうプログラム実行委員会 \22,177-
◇ 宮城県総務部消防課 \22,000-
◇ 岩手県 保健福祉部 保健福祉企画室 \22,000-
開催場所
あーす ぷらざ
神奈川県立地球市民かながわプラザ 映像ホール
http://www.earthplaza.jp/
横浜市栄区小菅ヶ谷1-2-1
JR根岸線 本郷台駅 改札出て左すぐ
Google マップ

上映会 ブルー・ゴールド 狙われた水の真実

『ブルー・ゴールド 狙われた水の真実』では世界で起きている様々な“水戦争”の現状をドキュメントしている。水企業は、開発途上国に水道事業の民営化を迫り、ウォールストリートは、淡水化技術と水の輸出計画に投資の狙いをつけ、腐敗した政治家は、水の利権を自らの利潤や政治的利益のために利用し、人類の財産である水資源を独占しようとする企業はボトル・ウォーター・ビジネスで世界中から利益を上げる構造を作りあげる。そして、“石油戦争”から“水戦争”の時代となった現在、軍の管理による水資源の発掘は、世界規模の“水戦争”の舞台となろうとしている。

映画『ブルー・ゴールド-狙われた水の真実』イントロダクションより

監督サム・ボッゾ
プロデューサーマーク・アクバー サイ・リトビノフ
音楽ハンネス・ベルトリーニ トマス・アイヒンガー
ナレーションマルコム・マクダウェル
出演モード・バーロウ トニー・クラーク ヴァンダナ・シヴァ ミハル・クラフチーク
ウェノナ・ホータ ダニエル・ミッテラン オスカー・オリベラ 他
原題BLUE GOLD: WORLD WATER WARS
原作『「水」戦争の世紀』 著者:モード・バーロウ トニー・クラーク (集英社新書)

(2008年/アメリカ/90分)

講演会 自然界の報道写真家 宮崎 学(みやざき がく)

となりのツキノワグマ 野生動物が見つめるゴミ列島

1949年、長野県生まれ。自然と人間をテーマに、社会的視点にたった「自然界の報道写真家」として活動中。

1978年「ふくろう」で第1回絵本にっぽん大賞、1982年「鷲と鷹」で日本写真協会新人賞、1990年「フクロウ」で第9回土門拳賞、1995年「死」で日本写真協会年度賞、「アニマル黙示録」で講談社出版文化賞受賞。他写真集・著書多数。

最新刊「となりのツキノワグマ」「カラスのお宅拝見」などが発刊中。

ホームページでは、中央アルプス山麓の仕事場をライブカメラにて24時間中継し、「家に居ながらにして自然が感じられる」と好評。

■森の365日 http://www.owlet.net/


2010年度 かんきょう「組写」フォトコンテスト 入賞作品を展示


【かんきょう「組写」フォトコンテスト】とは
2010年度にスタートしたコンテストは、いくつかの写真の組み合わせ(組写「くみしゃ」)による「物語性」と、情報としてのインパクト、発信性を重視し、環境啓発にとって効果の高い作品を神奈川県内の高校生(或いは在学)から募集するものです。撮影者のみならず、それを観る人への訴求を狙いとしています。大震災の発生をうけ、今年度は変則的にチャリティー上映会・講演会を実施。

2010年11月23日 かんきょう「組写」フォトコンテスト最終選考会の様子/於:コンカード横浜